4日目
寝台列車でウィーンへ
車内はこんな感じ。2つの部屋を1つはベッドルーム、もう1つはリビングルームにしています。
ベットは2段。上段に上がるための梯子がありませんでした・・・。
洗面台が付いています。
朝食が運ばれてきました。
パンも付いてます。流れる車窓を見ながら朝食を食べるのってやっぱいいです。
途中リンツに止まります。
定刻より40分近く遅れてウィーン西駅に到着です。私たちが乗っていたのは後ろから2両目。雨が降っています。
駅で現地の日本人係員とお会いして、ホテルまで送ってもらいます。車内で色々とお話を聞きました。どうやらドイツ国鉄がストをやってたみたいです・・・。
ウィーンではこのホテルに泊まります。BEST WESTERN HOTEL AM PARKRINGです。部屋は11階でした。午前中にチェックイン。シャワーを浴びて一休みします。
ホテルの前は私立公園になっています。緑の屋根の建物は地下鉄の入り口。流れているのはウィーン川です。
昼食を食べにオペラ座裏にある日本料理「優月」へ。またしても日本食です・・・。
私が頼んだカツ丼セット。
嫁が頼んだお魚定食。魚は鱒のようでした。切り身が大きいです・・・。
アルベルティーナ宮殿です。
オペラ座です。この後近くのJCBプラザウィーンで各種コンサートのチケットが取れるというので行ってみました。せっかくなので楽友協会でのコンサートを希望すると当日券は直接行って購入する旨教えられました。楽友協会の裏にチケット売り場があり一人33€で無事購入。今宵はルクセンブルク交響楽団のコンサートです。
時間があるので郊外のバーデンまで路面電車で行ってみました。所要時間は1時間ほど。私たちはウィーン市内で利用できる1日乗車券を持っていたので乗り越し清算をしなければなりませんがやり方がわからない(電車には運転士しかいないし)ので、ウィーン市最南端のフェーゼンドルフ(写真)で下車し切符を買いなおしてまた電車に乗りました(切符の買い方が分からなくて5分ほど悪戦苦闘してしまいました・・・)。15分間隔で走っているので便利です。
バーデンに到着です。温泉地なので微かに硫黄の匂いが漂っていました。
ベートーベンハウスです。1821年から2年間たびたび訪れたそうで第九を完成させたそうです。街中のカフェで休んだりしながらブラブラしました。
オーストリア国鉄でウィーン南駅まで帰ります。自動券売機で切符の買い方が分からず窓口へ。前のおじさんと窓口氏とのやりとりが長い・・・。発車間際になんとか発券してもらいホームへ急いで向かいます。電車のドアが開きません・・・。すると少し離れたところから「こっちから乗れ!(当然ドイツ語?)」と車掌氏がドアを開けてくれました。この車掌氏、ぼうす頭にピアスです・・・。
ローカル列車の旅です。窓の外をのどかな風景が流れていきます。40分ほど揺られてウィーン南駅に到着しました。
駅からホテル近くまでまた市電で移動です。イモムシみたいでした。
ホテルで着替えていよいよ楽友協会へ。ドレスコードとか心配なんでネクタイをして行きます。
建物前の地面にブルックナーのレリーフがありました。この他にもフルトベングラー、シューベルトのものもありました。開場時間まで時間があるので近くのマックへ。日本と比べポテトの量は多く飲み物は500ccもありました。けど、ハンバーガーの大きさは一緒でした・・・。
クロークに荷物を預け(有料、1つ1€だったかな?)中に入って席を探します。なんと案内されたのは一番前・・・。隣の地元のあんちゃんにチケットを見せて確認してもらいました。この人はジーパンにTシャツでした・・・。
わたし:(チケットを見せながら)Is this ticket here?(席を指差す)
あんちゃん:OK.How much?
わ:33€
あ:Oh!(あんちゃんのチケットを見せつつ)10€!
わ:・・・。
楽友協会さん、どういうことですか・・・orz
演奏が始まるまでは撮影OKなので写真撮ってみました。
圧倒されます。若き日の小澤征爾とかも来たんだろうなぁ。
プログラムはリストのピアノ曲、ブラームス、シベリウスの交響曲でした。一番前なので寝ないで聴いてました。演奏会も終わり荷物を受け取り外に出ると偶然さっきのあんちゃんとばったり。手を振りつつ別れました。夕飯はホテルに帰って日本から持参したカップ麺でした(マックのポテトでおなかが満たされてましたから)。
by chikatetu-kanji | 2007-10-18 23:59 | お出かけ